『日本言語地図』データベース(LAJDB):  LAJDBエクセルデータとLAJDB画像データベースランタイム版について 目次: 1.『日本言語地図』データベース:エクセルデータ 2.『日本言語地図』データベース:画像データベース(ランタイム版) 3.データのバージョンおよび更新履歴の管理 ======================= 1.『日本言語地図』データベース:エクセルデータ ======================= (1-1)エクセル形式のファイル (a)エクセル形式1(1行に複数回答)のファイルと(b)エクセル形式2  (複数回答は複数行に展開)のファイル2通りの形式があります。 (1-1-1)エクセル上の項目の説明     【項目の説明はLAJDB画像データベースの場合も同じです。】 (a)エクセル形式1のファイル(1行に複数回答)  ○エクセル上のデータ項目の説明    1行目は項目名である.各項目の説明は以下の通り. 項目名:  説明         型 (1) no: レコード番号      半角英数字      データ入力時のレコード番号 (2) item_id: 項目番号     半角英数字 (3) loc_a: 地点番号(前半)  半角英数字 (4) loc_b: 地点番号(後半)  半角英数字 (5) code_a: 整理番号a    半角英数字       原カードの整理番号 (6) code_b: 整理番号b    半角英数字       原カードの整理番号 (7) 項目名: 項目名      全角文字 (8) 県名:県名          全角文字 (9) 語形:凡例上の語形    半角英数字  複数回答の場合は,半角カンマで区切って列記 (10) 併用語形数:語形の併用数  半角英数字      複数回答の場合の回答語形数 (注)「語形」欄の語形は半角英数字が原則だが,全角文字が使われている場合がある。 (b)エクセル形式2のファイル(複数回答は複数行に展開)  ○エクセル上のデータ項目の説明    1行目は項目名である.各項目の説明は以下の通り.  ○エクセル上のデータ項目の説明    1行目は項目名である.各項目の説明は以下の通り. 項目名:  説明         型 (1) no: レコード番号      半角英数字       データ入力時のレコード番号 (2) item_id: 項目番号     半角英数字 (3) loc_a: 地点番号(前半)  半角英数字 (4) loc_b: 地点番号(後半)  半角英数字 (5) code_a: 整理番号a     半角英数字        原カードの整理番号 (6) code_b: 整理番号b     半角英数字        原カードの整理番号 (7) 項目名: 項目名       全角文字 (8) 県名:県名          全角文字 (9) 語形:凡例上の語形      半角英数字       複数回答の場合は1行1語形に分割した (10) 併用語形数:語形の併用数  半角英数字        複数回答の場合の回答語形数 (11)語形(併用パターン)   半角英数字        複数回答を分割する前の併用パターン                              半角カンマで区切って列記 (注1)「語形」欄の語形は半角英数字が原則だが,全角文字が使われている場合がある。 (注2)形式2では,形式1の「語形」欄は「語形(併用パターン)」に対応している。  この形式1の「語形」欄(形式2では「語形(併用パターン)」欄)が複数回答の場合,形式2では,  併用語形を1回答ごとに分解して,もとの情報とともに,1行(1レコード)としてある。  複数回答の場合の語形も,それぞれの語形が,どのような併用パターンの中に現れているのかが  すぐに分かるように,「語形(併用パターン)」欄として,分解する前の元の情報を保存してある。  また,併用数についても,同様であり,分解前の元の情報である。 ======================= 2.『日本言語地図』データベース:画像データベース(ランタイム版) ======================= ○ファイルメーカのランタイム版は新しいデータベースを設計できないこと以外は,   データベースとしての機能を持っています。   ランタイム版は,FileMaker Pro 11 Advanced を用いて作成したものです。 ○起動 ZIPファイルを解凍したフォルダ内の下記のランタイムアプリケーションのファイル をクリックして実行すると,ランタイム版が起動します。     QXXX_RUN_PUB01.exe        ランタイムアプリケーション       「XXX」は,それぞれの項目番号の数字       動作環境:WindowsXP以降の環境            WindowsXP, Windows7, Windows10上で動作確認 ○終了  終了は「ファイル」メニューから終了を選んでください。 ○ソート  山カードによって分類されるカードボックス上の配列が再現されるように  設定したソートが,予め設定されています。  ユーザは自由にソートを設定することができます。 ○表示:形式  フォーム形式,リスト形式,表形式の3通りの表示を選択できます。 ○表示:モード  ブラウズモード,検索モード,プレビューモードがあります。  ・ブラウズモードでは,カードを順にめくるように見ることができます。  ・検索モードでは検索語を入力してカードの検索ができます。   単純に検索を入力した場合は部分一致です。    ○レイアウト  下記の3通りの画面レイアウトが設定してあります。  LAJ01:1枚のカードを大きく表示できるようにしたレイアウト。  LAJ02:画像を小さく表示して,連続したレコードが見えるようにしたレイアウト。  LAJ03:画像なしで表形式で表示するためのレイアウト。 (注)注記マーク  LAJ02のレイアウトでは,注記マークのフィールドが見えていますが,  このフィールドのデータは無効だったり,ダミー等です。 ======================= 3.データのバージョンおよび更新履歴の管理 ======================= データのバージョンおよび更新履歴は項目を単位として管理する。 データの更新履歴はそれぞれの項目の readme に記載する。 ======================= このドキュメントは,必要に応じて,随時更新,改訂します。 2014-03-31 熊谷康雄(国立国語研究所) ------------------------------------------- 2014-03-31:公開 2018-03-28:READMEに修正,追記        画像データベースの起動のしかたの記述を修正        画像データベースの動作環境の情報を追記