readme_Q021-7_20190331.txt --------------------------------------------  Q021 うそをつく 前部分(91図)  1.LAJDB 原カード画像データベース    LAJDB_Q021-7_RUN_PUB01.zip  ランタイム版                      zip形式圧縮ファイル     圧縮ファイルの内容:       lajdb_q021-7_lx01_b01V2-02-r01.USR    <= メインのデータベースファイ       wformQ021-7_lx01V1.USR         <= (語形)       lajp_ken2.USR               <= (県名)       item_all_V2.USR              <= (項目名)        LAJDB_Q021-7_RUN_PUB01.exe    <= ランタイムアプリケーション   *zip形式で圧縮してあります。解凍して利用してください。   *データベースを見るには,別途にデータベースのソフトは必要ありません。    ランタイムアプリケーションのファイルをクリックして,データベースを起動してください。    動作環境:WindowsXP以降の環境         (WindowsXP, Windows7, Windows10上で動作確認)  2.LAJDB エクセルファイル   (1)laj_q021-7_b01-01b-r01.xls  エクセルファイル 形式1                      各地点の回答が1レコードになっている形式   (2)laj_q021-7_b01-01b2-r01.xls エクセルファイル 形式2                      各地点の各回答語形ごとに1レコードになっている形式   *エクセルファイルは圧縮してありません。  3.内容に関する注  (1)カードの整理番号の系列が複数ある。(このデータは系列7)     項目 Q021 は前部分(91図)と後部分(92図)の2枚の地図がある。     前部分(91図は整理番号の系列7,後部分(92図)は系列8に対応している。     それぞれを1項目相当として,扱う。     このデータは系列7,前部分(91図)である。     Q021 の 系列7のデータを Q021-7 と表すことにする。  (2)カードに整理番号のスタンプがないケース。(整理番号2に重複)     整理番号のスタンプのない語彙カードあり(4件)。       地点番号     重複して付与した整理番号       1719.17     7.1886       2734.05     7.1853       7446.26     7.0743       7460.23     7.0735     整理番号が押されていないので,地図で記号を確認。配列順でソートした     ときに正しく配列されるよう,同じ凡例語形の地点の整理番号を付与する。     このため,整理番号は重複する。  (3)カードに当該カードの整理番号のスタンプはないが,配列上の指示のあるケース。                                (整理番号2に重複)       地点番号     重複して付与した整理番号       5628.66     7.0391     カード裏面に「7 0391の前に」の鉛筆の記入あり。     「7.0391」のカード(地点番号「5782.25」)を確認。「7.0391」の前後の     整理番号は埋まっている。整理番号を「7.0391」としても,山カードによる分類     は正しく行われる。整理番号は重なるが,「7.0391」とする。  (4)カード上に2つの整理番号のスタンプが重なって押されているケース。(整理番号2に欠番)       地点番号     重なってスタンプされた整理番号       7392.33      7 1435  7 1436     カード裏面には,「7 1435」と「7 1436」が,少しズレて重なった形で整理番号の     スタンプが押してある。いずれも,他に同じ整理番号はなし。ナンバリングを誤って     2回押した可能性あり。「7 1435」を採用する。「7 1436」は欠番になる。  (5)整理番号のスタンプが連続せず,番号が抜けているケース。(整理番号2に欠番)     整理番号「7.1401」のカードなし。     「7.1401」の前後の整理番号の凡例語形が同じ(「USO---」)であることを確認。        7513.69  1524.021.7513.69.7.1403.h0.jpg  凡例語形:USO---        7514.21  1525.021.7514.21.7.1402.h0.jpg  凡例語形:USO---        7521.16  1526.021.7521.16.7.1400.hn.jpg  凡例語形:USO---        7521.79  1527.021.7521.79.7.1399.h0.jpg  凡例語形:USO---     これらのカードの地点番号に,抜けている調査地点がないことを確認。     地図および原カードボックスも調べて抜けのないことを確認。     データの欠落はなく,理由は不明だが,整理番号「7.1401」の数字のスタンプのみ     が抜けている。整理番号「7.1401」は欠番である。  (6)前部分の末尾ハイフン(ダッシュ)の入力の仕方     半角マイナス3個の連続「---」に置き換えてある。    (澤木コードの「-」とのバッティングを避けるため)  (7)前部分と後部分の区切りに関する凡例語形および原カード上の記入について    ・凡例語形では,前部分と後部分に分けられる回答の場合は,前部分の末尾に     ハイフン(ダッシュ)が付されている。     各山カードに分類される語彙カードの上では,前部分と後部分の間に鉛筆で     縦棒「|」が引かれ,前部分と後部分が区切られている。     (語彙カードの記入の例) ウソ|ツク  (地点番号:0716.46)      (「|」は鉛筆で引いた縦の線。前部分と後部分の区切りを示す。)    ・凡例語形では,後部分がない場合は前部分の末尾にダッシュ(ハイフン)     が付されていない。     語彙カード上では,後半部分なしの場合,語形の後に「---□」が鉛筆で     記入してある。     (カードの記入の例) sU@ragotsU@ --- □                 soragotsU@ --- □    (地点番号:7312.69)           ( 「--- □」は鉛筆の記入。後半部分がないことを示している。)  (8)山カードの凡例語形の表記と地図上の凡例語形が相違するケース   (8−1)山カードと地図で凡例語形に相違がある場合(前部分末尾のハイフンの有無以外の場合)    (a)山カードの整理番号:7.0316     ・山カードの凡例語形の記入(ARAMMUN---)と地図上の凡例語形(ARANMUN---)      とに相違がある。     ・相違点:凡例語形の4文字目が「M」か「N」か。        山カードの凡例語形の記入: ARAMMUN---        地図上の凡例語形,スタンプ:ARANMUN---     ・この山カードに分類される語彙カード「地点番号:0246.97」の語形の記入と地図上のスタンプ        語形の記入:  arammuN* |'jun (「|」は鉛筆で引いた縦の線。前部分と後部分の区切り)        スタンプの語形:ARANMUN---     ・語彙カードの語形の記入「mm」が「NM」となる事例は「KONMA」(Q216)などにあり,      矛盾しない。     ・『語形索引』にはARAMMUN---」はなく,地図の凡例語形と同じ「ARANMUN---」。     ・山カード上の記入とは異なるが,凡例語形は,「ARANMUN---」とする。     ・【山カード上の凡例語形の記入の誤り。地図の凡例語形「ARANMUN---」が正しい】    (b)山カードの整理番号:7.0309     ・山カードの凡例語形の記入「MUNIHINGI---」と地図上の凡例語形「MUNIGINGI---」とに      相違がある。     ・相違点:凡例語形の5文字目が「G」か「H」か。             山カードの凡例語形の記入: MUNIHINGI---        地図上の凡例語形,スタンプ:MUNIGINGI---     ・分類される語彙カード(地点番号「0294.93」の1枚のみ)の語形の記入は「muni H\iN*gi」。      語彙カード上の記入「H\」に凡例語形では「G」(凡例語形5文字目)が当てられている。     ・類似する凡例語形に「MUNIHINZI---」がある。      分類される語彙カード(地点番号「0294.66」の1枚のみ)の語形の記入は「muni H\indZ\i」。      上の「G」に対応する凡例語形の5文字目は「H」で,対応する語彙カード上の記入は「H\」。     ・問題の「G」か「H」かに対応する部分のチェック      地点番号  語彙カードの記入  山カードの記入  地図の凡例語形      0294.93 muni H\iN*gi    MUNIHINGI---  MUNIGINGI--- :山カードに分類される語彙カード      0294.66 muni H\indZ\i   MUNIHINZI---   MUNIHINZI--- :「0294.93」のすぐ近くの地点      語彙カード上の記入「H\」に対応する凡例語形の表記は「H」が正しいものと考えられる。     ・語形一覧には地図の凡例語形欄にある「MUNIGINGI---」はあるが,山カードにある「MUNIHINGI---」      はなし。     ・もともと山カードに記入されていた「MUNIHINGI---」が正しく,地図(および語形一覧)の      凡例語形「MUNIGINGI---」は「MUNIHINGI---」の誤記と考えられる。     ・地図の凡例語形と異なるが,凡例語形は山カードに記入されていた「MUNIHINGI---」とする。     ・【山カード上の凡例語形の記入(「MUNIHINGI---」)が正しく。地図の凡例語形は誤り。      (語形一覧も誤記のまま)】   (c)山カードの整理番号:7.0354     ・山カードの凡例語形の記入「YUKUSIMUNU---」と地図上の凡例語形「YUKUSI-MUNU---」とに      相違がある。     ・相違点は:「I」か「I-」(「i」の中舌母音)の違い。     地図の凡例語形は「YUKUSI-MUNU---」(「I-」は澤木コード)。     この山カードに分類される語彙カード(地点番号「1241.96」,「1251.98」)の記入で,     地図の凡例語形上の「I-」に対応する母音は「i」。地図の凡例語形欄の表記は誤記と考えられる。     他にもある「I-」の山カードもすべて確認。他は問題なし。     山カード上の表記「YUKUSIMUNU---」が正しい。      分類される語彙カード       地点番号:1241.96        語彙カードの記入(前半部分):juk'uS\imunu 語彙カードの記入は「i」で中舌母音ではない。         凡例語形のスタンプ: YUKUSI-MUNU---  (「I-」は「i」の中舌母音)       地点番号:1251.98         語彙カードの記入(前半部分):jukuS\imunu 対応する母音は「i」         凡例語形のスタンプ: YUKUSI-MUNU---  (「I-」は「i」の中舌母音)     ・念のため,「I-」(「i」の中舌母音)のケース(8件)を確認した。      山カードの  凡例語形の記入      分類される語彙カードの  「I-」に対応する      整理番号                地点番号(整理番号)   語彙カード上の記入       7.0501  SII-RO---         0228.96(7.0500)    「I-」       7.0494  SI-ROO---         0247.31(7.0493)    「I-」       7.0492  SI-ROIMUTA---      0237.84(7.0491)    「I-」       7.0363  YUKUSI-MUNIBA---    2076.98(7.0362)    「I-」       7.0359  YUKUSI-MUNEE---     2076.96(7.0358)    「I-」       7.0305  HINGIMI-TA---       0265.96(7.0304)    「I-」       7.0301  SI-KAHIIDUU---      2140.49(7.0300)    「I-」       7.0051  SIRO---,SIROYUMI-TA---  0237.79(7.0050)     「I-」      地図の凡例語形「YUKUSI-MUNU---」のみが「I-」の部分に対応する語彙カードの記入      が「i」であって,中舌母音ではない。      問題の「YUKUSI-MUNU---」以外は全て,語彙カード上の記入と凡例語形の表記とが      正しく対応している。     ・【山カード上の凡例語形の記入(「YUKUSIMUNU---」)が正しく。地図の凡例語形は誤り。      (語形一覧も誤記のまま)】   (8−2)山カードと地図で凡例語形に相違がある場合(前部分末尾のハイフンの有無に関する場合)    (a)山カードでは凡例語形にハイフンがないが,地図の凡例語形にはハイフンあり。      以下は,【山カード上の凡例語形の記入の誤り。地図の凡例語形が正しい。】    (a-1)山カードの整理番号:7.0688       山カードの凡例語形の記入:USOBA       地図上の凡例語形,スタンプ:USOBA---  <= 正しい形       この山カードに分類される語彙カード(地点番号:7274.57)には後部分があることを確認。       山カード上の記入とは異なるが,地図の凡例語形のハイフンあり(USOBA---)が正しい。    (a-2)山カードの整理番号:7.0682       山カードの凡例語形の記入:USOBEE       地図上の凡例語形,スタンプ:USOBEE----  <= 正しい形       この山カードに分類される語彙カード(地点番号:3727.81)には後部分があることを確認。       山カード上の記入とは異なるが,地図の凡例語形のハイフンあり(USOBEE----)が正しい。    (a-3)山カードの整理番号:7.0382       山カードの凡例語形の記入:YUKUSIMUNUII       地図上の凡例語形,スタンプ:YUKUSIMUNUII---  <= 正しい形       この山カードに分類される語彙カード(地点番号:1148.59)には後部分があることを確認。       山カード上の記入とは異なるが,地図の凡例語形のハイフンあり(YUKUSIMUNUII---)が正しい。    (a-4)山カードの整理番号:7.0372       山カードの凡例語形の記入:YUKUSIMUNII       地図上の凡例語形,スタンプ:YUKUSIMUNII---  <= 正しい形       この山カードに分類される語彙カード(地点番号:1169.84)には後部分があることを確認。       山カード上の記入とは異なるが,地図の凡例語形のハイフンあり(YUKUSIMUNII---)が正しい。    (a-5)山カードの整理番号:7.0289       山カードの凡例語形の記入:NAAMUN'II       地図上の凡例語形,スタンプ:NAAMUN'II---  <= 正しい形       この山カードに分類される語彙カード(地点番号:1241.05)には後部分があることを確認。       山カード上の記入とは異なるが,地図の凡例語形のハイフンあり(NAAMUN'II---)が正しい。    (b)山カードでは凡例語形にはハイフンがあるが,地図の凡例語形にはハイフンなし。      以下は,【山カード上の凡例語形の記入の誤り。地図の凡例語形が正しい】    (b-1)山カードの整理番号:7.0532      山カードの凡例語形の記入:SURAGOCYU---      地図上の凡例語形,スタンプ:SURAGOCYU  <= 正しい形      この山カードに分類される語彙カード(地点番号:7332.97)には後部分がないことを確認。      山カード上の記入とは異なるが,地図の凡例語形欄のハイフンなし(SURAGOCYU)が正しい。  (8−3)地図の凡例語形欄に誤りのあるケースのまとめ    以上の山カードと地図の凡例語形との間に相違のあったケースで,地図の凡例語形が誤っていると    考えられるケースは,以下の2ケース。他の場合は,地図の凡例語形の表記が正しい。       誤           正    MUNIGINGI---     MUNIHINGI---    YUKUSI-MUNU---   YUKUSIMUNU---    「I-」は澤木コード(「i」の中舌母音)  (9)凡例語形の表記中にアポストロフィーが使われている。      凡例語形:NAAMUN'II---  語彙カード上の記入:na:muN9?i:|suN9      シングルクォート「'」は澤木コードにあるが,データベースには特に注記せず,      同じシングルクォート「'」で入力してある。        (10)その他,個々のケースの対応は,画像データベース上の備考欄に記入  (11)地点数:1696 地点  4.履歴   公開年月日:2019-03-31   2019-03-31   熊谷康雄(国立国語研究所)